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日本の扉といえば
賃貸 襖のリメイク
今回のテーマは、襖です。日本の住宅のルーツのお話ではなく、現代にどう溶け込ませるか、というお題です。なぜかと言いますと、とてもコーディネートが難しいのです。
日本の住宅事情の大きな存在に”団地”がございます。築年数が経っていて、構造も内装も古いが、ダントツに賃料が優しい。
老後を考えると、団地に住み経済的な無駄を省くことは賢い選択かもしれません。
でも、どうでしょう、素敵なインテリアに囲まれたいという希望が果たせなかった気分にならないでしょうか。
襖とフローリング、襖とカーペット、つまり襖の洋風。
例えばレトロモダンと言われるテイストなどのように、素敵な仕上がりだったら多少の劣化は気にならないかもしれません。(設備も重要ですが)
でも襖は、畳とセットだからかっこいいと思います!
メンテナンスが必要
猫や犬を飼っている方、小さいお子さんのいる家庭は、襖、きれいに保ててますか?
以前私も和室の賃貸に住んでいましたが、ボロボロでした。。
子どもが絵をかいてしまう、物を投げたのが当たり破けてしまう、猫が粗相をして破けてしまうなどなど。部屋と部屋を隔てる引き違いの襖は、一時期取り外していました。その方が空間が広く使えるのと、エアコンの風が部屋全体に回るなど利点がありました。
子どもが成長し、受験期になると音の問題で結局襖は元に戻すことになり、破れた穴は塞いでリメイクシートを貼った過去があります。その後、賃貸契約を解除して退室するのですが16年近く住みましたので、破れをリメイクした襖、縁がとれてしまってる襖、経年劣化で色あせている襖などありましたが、高額な請求はありませんでした。(たまたまでしょうか?大家さんがいい人だったのかな?)
賃貸の襖をおしゃれに見せる
これってピンタレストやSNSで見かけるけど、不経済ですよね。汚れちゃうのにテイストがいまいち、って悲しい。光と風を通し、時には音を遮る役割もする。襖、格子、障子日本の扉にも色々ありますが、全部まとめて役割を担ってくれる扉を標準にしてくれれば良かったのに。
メンテナスをフリーに
こちらも考えて素材を決めてほしかった。暮し方が変わってきたので、求める素材も変化してますね。お風呂やトイレなどの設備は身近に感じるかと思います。
結局、返却するので潔く取り外して保管してしまうのがいいのでは。
何もない枠に、ビス不要のウッドブラインドやパーテーション、木製の扉を設置するのをお勧めします。近年ではこういったお悩みを解決してくれる企業様が増えてきています。でも、もう少し欲を言えば、襖のデザインまだまだ変われるでしょ。
すでに何か素敵なアイデアがあれば、広めていくことに協力させて頂きます!
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_money/taikyohiyou/(原状回復について参考サイト)
*画像は、AIで”襖”をイメージさせても、どうしても障子になってしまう力作です。。